介護業界で役立つ資格まとめ

介護業界の中でよく取得される資格の中に、介護職員初任者研修、介護職員実務者研修、介護福祉士、ケアマネージャーなどがあります。

介護職員初任者研修は介護現場で活躍する為の第一歩として必要な資格です。これが無ければ身体介助をすることはできません。
その後、実務者研修を取得して実務経験を重ねれば、介護福祉士の受験資格が得られます。介護福祉士は唯一の国家資格であり、取得しておけば、知識と技術が格段に磨かれます。人材としての価値も一気に高まるでしょう。

さらに近年は、認定介護福祉士と呼ばれるワンランク上の資格が誕生したことで、今後、資格取得者の需要は増えることが期待されています。

また、施設によっては介護度の高い入居者が多い場合もあります。そんな中で、役に立つのが医療行為となるたんの吸引や経管栄養などを実施できる資格です。それは、喀痰吸引等研修と呼ばれており、これを取得していれば介護士としてかなり重宝されるでしょう。

その他に、福祉用具専門相談員という資格もあります。これはその方の状況に合った福祉用具を選定するサポートをするための資格であり、既に現場で活躍している介護職の方のスキルアップにオススメです。

もし、デイサービスや介護のボランティアで活躍したい場合は、高齢者へ喜びや生きがいを与えて笑顔にすることを目的とした、レクリエーション介護士の資格を検討すると良いでしょう。コミニュケーション能力やレクリエーションの知識を身につける為の新しい資格であり、2014年に設立されて徐々に注目を集めています。

上記に挙げたもの以外にも、介護関連の資格は多数存在しています。将来、介護業界のスペシャリストを目指したい方は、理想的な働き方に近づける資格をじっくり探してみるといいでしょう。